入相(読み)イリアイ

精選版 日本国語大辞典 「入相」の意味・読み・例文・類語

いり‐あい‥あひ【入相】

  1. 〘 名詞 〙 ( 間に y の音がはいって「いりやい」と読まれる場合もある )
  2. 太陽の沈む頃。たそがれどき。暮れ方日没
    1. [初出の実例]「今日の入相(いりあひ)(ばかり)に絶えいりて、又の日の戌の時ばかりになん、からうじていき出でたりける」(出典伊勢物語(10C前)四〇)
  3. いりあい(入相)の鐘」の略。
    1. [初出の実例]「いりあひつくほどにぞいたりあひたる」(出典:蜻蛉日記(974頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

パソコンやサーバーに侵入して機密文書や顧客情報のデータを暗号化して使えない状態にし、復元と引き換えに金銭を要求するコンピューターウイルス。英語で身代金を意味する「ランサム」と「ソフトウエア」から名付...

ランサムウエアの用語解説を読む