知恵蔵mini の解説 全固体リチウムイオン電池 リチウムイオン電池の液体電解質を固体電解質にした電池。スマートフォンや携帯ゲーム機などに使われている従来型のリチウムイオン電池は、容量・コスト・安全性などが課題となっていたことから新たに開発された。固体の電解質は液体の電解質に比べて電気の伝導率が低いことが課題とされていたが、東京工業大学教授の菅野了次、トヨタ自動車株式会社らの研究グループが2011年に電解液に相当する性能の固体の電池材料をつくり、17年には、材料・製造コストを大幅に引き下げられる新しい電解質材料を発見。同研究グループが開発した全固体電池向け材料の生産コストをより低く抑えることができるとされている。全固体電池は安全対策を簡素化でき、軽量で高性能であることから、電気自動車(EV)への採用が見込まれており、実用化に向けてトヨタ自動車株式会社などが開発に取り組んでいる。 (2017-11-2) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報 Sponserd by