全堺詳志(読み)ぜんかいしようし

日本歴史地名大系 「全堺詳志」の解説

全堺詳志
ぜんかいしようし

二巻付録一巻三冊 高志芝巌・同養浩

成立 宝暦七年

写本 国会図書館

解説堺鑑」を補足訂正する目的のもとに高志芝巌が起稿し、その没後は弟の養浩が継いで完成させた。上下二巻からなり、境域・陵墓・神祠・古跡・仏閣・人物・土産・名器・通考・年中祭会・寺院総名并宗旨分在所の一一門を収める。「堺鑑」と比較をすると境域・通考・年中祭会・寺院総名が新たに増補されており、また人物・土産両部はそれぞれ七言四句・五言四句の韻語をもって解説しており、新機軸を出している。別に付録が一冊あって堺の盛衰を論じており、当時の堺の位置付けがよくうかがえる。なお本書は成立当時広く世に刊行されず、ようやく大正五年「泉州史料」に収録されたのが最初である。

活字本 浪速叢書第一三・「泉州史料」二

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む