全郷(読み)くまたごう

日本歴史地名大系 「全郷」の解説

全郷
くまたごう

和名抄」には「久万太」(高山寺本)、「久末多」(東急本)の訓があるが、永仁六年(一二九八)の西大寺田園目録は「久比万多郷」とする。「古事記」景行天皇段に倭建命の孫に杙俣長日子王(父は息長田別王)、応神天皇段には応神天皇が咋俣長日子王の女との間に若沼毛二俣王を生んだとある。「日本書紀」応神天皇二年三月条では、応神天皇が河派仲彦の女との間に稚野毛二派皇子を生んだとある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む