日本歴史地名大系 「八上内村」の解説 八上内村やかみうちむら 兵庫県:篠山市旧篠山町地区八上内村[現在地名]篠山市八上内八上下(やかみしも)村の東に位置し、北西部で篠山川に奥谷(おくだに)川が合流する。慶長年間(一五九六―一六一五)八上下村から分立したという。「丹波志」では榛原(はりはら)郷のうちに八上内とあり、高三〇八石余。天明三年(一七八三)の篠山領内高並家数人数里数記では八上組で、家数五〇・人数三二一。「多紀郡明細記」によれば家別四八・人別二一七、牛一六、氏神の春日大明神、浄土宗の十念(じゆうねん)寺などがある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by