八世村(読み)はせむら

日本歴史地名大系 「八世村」の解説

八世村
はせむら

[現在地名]竹田市吉田よしだ

大野川上流南岸に位置し、北東篠田しのだ村。正保郷帳では矢倉やぐら郷に属し、田方二九石余・畑方二一石余。元禄郷帳も同高で、ハセと読みを付している。元文四年(一七三九)検地帳(北村家文書)によれば百姓一三人、田方四町五反余・分米四一石余、畑方二町六反余・分米一三石余、屋敷二反余・分米二石余。弘化物成帳では玉来組のうち、村位は下、免九ツ三分、田四一石余(四町五反余)・畑一三石余(二町六反余)・屋敷二石余(二反余)で、開田はほとんどなく、開畑一石余(二町一反余)がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カスハラ

カスタマー(顧客)とハラスメント(嫌がらせ)を組み合わせた造語「カスタマーハラスメント」の略称。顧客や取引先が過剰な要求をしたり、商品やサービスに不当な言いがかりを付けたりする悪質な行為を指す。従業...

カスハラの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android