八代トマト(読み)やつしろとまと

事典 日本の地域ブランド・名産品 「八代トマト」の解説

八代トマト[果菜類]
やつしろとまと

九州・沖縄地方、熊本県の地域ブランド。
主に八代市で生産されている。八代地域は冬春トマトの生産では日本一の産地。害虫が嫌う黄色灯を利用することで、減農薬栽培されたトマトのはちべえや、塩トマトと呼ばれる品種のトマトがつくられている。塩トマトは、小玉で皮は硬いが肉厚糖度も高い。八代の干拓地特有の塩分ミネラルを多く含んだ土壌で栽培される。塩トマトの旬は2月から3月である。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android