八供(読み)ハック

デジタル大辞泉 「八供」の意味・読み・例文・類語

はっ‐く【八供】

金剛界曼荼羅まんだらの中央部の羯磨会かつまえで、大日如来四仏に供養するため現出した嬉・鬘・歌・舞の四菩薩ぼさつ(内の四供)と、その外側に配されて四仏が大日如来を供養する香・華・灯・塗の四菩薩がいの四供)の総称八供養菩薩。はちく。

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関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「八供」の意味・読み・例文・類語

はっ‐く【八供】

  1. 〘 名詞 〙はっくよう(八供養)
    1. [初出の実例]「第一〈略〉八供天女起雲海於妙供」(出典秘蔵宝鑰(830頃)上)

はち‐く【八供】

  1. 〘 名詞 〙はっく(八供)

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