八史(読み)はっし

精選版 日本国語大辞典 「八史」の意味・読み・例文・類語

はっ‐し【八史】

〘名〙 令制太政官主典(さかん)総称左右大史各二人、左右の少史各二人で、合わせて八人であるところからいう。
将門記(940頃か)「左右の大臣、納言参議、文武百官、六弁八史、皆以て点定し」

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デジタル大辞泉 「八史」の意味・読み・例文・類語

はっ‐し【八史】

律令制で、太政官主典さかんの総称。左右の大史・少史各二人で、合わせて八人。

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