八大神社(読み)はちだいじんじや

日本歴史地名大系 「八大神社」の解説

八大神社
はちだいじんじや

[現在地名]左京区一乗寺松原町

詩仙しせん堂の東にある。素盞嗚すさのお命・稲田姫いなだひめ命および八王子を祭神とする。旧村社。高野たかの村御霊社(現崇道神社)修学院しゆがくいん村天王社(現鷺森神社)藪里比良木やぶさとひらき天王(牛頭天王)社・舞楽ぶがく寺天王(八王子)社・山端牛頭やまばなごず天王社、白川しらかわ村天王社(現北白川天満宮、以上現左京区)などと並ぶ比叡山麓七里ななさとの産土神の一。社伝によれば、永仁二年(一二九四)三月創建という。応仁の乱の兵火で焼失したが慶長元年(一五九六)再建

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android