八幡瓦窯跡(読み)はちまんがようあと

日本歴史地名大系 「八幡瓦窯跡」の解説

八幡瓦窯跡
はちまんがようあと

[現在地名]結城市上山川 八幡

結城寺跡の北東約五〇〇メートル、台地突端に位置し、標高三二―三三メートル、台地下のヤト田から数メートルほどの高さにある。昭和二八年(一九五三)に発掘調査された。報告書「常陸台渡廃寺・下総結城八幡瓦窯跡」によれば調査時点で窯が一基検出され、全長五メートル以上、燃焼室の幅一メートル・長さ一・五メートル、天井は窯底から四〇センチ。出土遺物は軒丸瓦・軒平瓦・丸瓦・平瓦などのほか鉢・壺・瓶・坏・蓋・甕などの須恵器、坏・甕・紡錘車などの土師器その他。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む