八幡脇貝塚(読み)はちまんわきかいづか

日本歴史地名大系 「八幡脇貝塚」の解説

八幡脇貝塚
はちまんわきかいづか

[現在地名]玉里村栗又四ケ

園部そのべ川の支谷に臨む台地斜面にある。縄文前期の貝塚で、昭和三八年(一九六三)発見されたが、付近には宮後みやうしろ貝塚(縄文早期)栗又四ケくりまたしか貝塚が存在し、古くから豊富な縄文遺跡として知られていた。貝層はすべて混土貝層で、貝塚を構成する貝はイワガキハイガイハマグリなどが多く、ウミニナヤマトシジミなども若干発見されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

世界大百科事典(旧版)内の八幡脇貝塚の言及

【玉里[村]】より

…1964年に鹿島鉄道新高浜駅周辺に玉里工業団地が造成され,現在,プラスチック,機械,飼料などの工場が操業している。縄文前期の八幡脇貝塚,6世紀中ごろの築造とされる舟塚古墳がある。【千葉 立也】。…

※「八幡脇貝塚」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む