八座(読み)ハチザ

精選版 日本国語大辞典 「八座」の意味・読み・例文・類語

はち‐ざ【八座】

  1. 〘 名詞 〙 ( 定員が八名であったところから ) 「さんぎ(参議)」の別称
    1. [初出の実例]「恨八座、而遽然頓逝」(出典日本文徳天皇実録‐斉衡三年(856)四月庚寅)
    2. 「羽化を得て天闕に遊にし八座の莚、家門の塵を打払ひ」(出典:海道記(1223頃)逆川より鎌倉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の八座の言及

【参議】より

…令外官の一つ。三木とも書き,宰相,相公,八座(はちざ),やくらのつかさともいう。参議の呼称は〈朝政に参議する〉に由来する。…

※「八座」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む