はっちょう‐がねハッチャウ‥【八打鉦・八打鐘】
- 〘 名詞 〙 若衆が首や腰に八個のたたき鐘をつけて、打ち鳴らしながら踊る大道芸。歌念仏の踊りから変化したものという。はっちょがね。はっちょうどら。やからがね。八鉦(やつかね)。
八打鉦〈江戸図屏風〉
- [初出の実例]「八ちやうかねからもんのそとにてまはさせられて」(出典:御湯殿上日記‐天正一五年(1587)八月一四日)
やから‐がね【八打鉦】
- 〘 名詞 〙 =はっちょうがね(八打鉦)
- [初出の実例]「莓莚尾上や時雨やからかね〈露迎〉」(出典:俳諧・東日記(1681)坤)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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