八木沢清水遺跡(読み)やぎさわしみずいせき

日本歴史地名大系 「八木沢清水遺跡」の解説

八木沢清水遺跡
やぎさわしみずいせき

[現在地名]小野上村小野子 八木沢清水

子持こもち山の西南麓の小さな沢の上にある縄文草創期から弥生時代に至る遺構・遺跡。標高四二〇メートルの地で、山からの崩壊土が堆積した上につくられている。縄文草創期の土器群は撚糸文と無文を主体とし、東京都の稲荷台式もしくは稲荷原式に比定される。同早期は、いずれも神奈川県下の田戸上層・下層式、子母口式、野島式、鵜ヶ島台式、茅山上層式に、前期は埼玉県蓮田はすだ市の黒浜式、中期は神奈川県平塚ひらつか市の五領ヶ台式に比定される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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