日本歴史地名大系 「八瓶山」の解説 八瓶山やつがめさん 茨城県:西茨城郡七会村徳蔵村八瓶山[現在地名]七会村徳蔵徳蔵(とくら)の北部にあり、引布(ひきぬの)山ともいう。標高三四四・五メートル。二つの峰があり、四面が絶壁になっている。西は鶏足(けいそく)山、北は塩子(しおご)・吾妻(あづま)・御岳(おんたけ)の山々に連なり、頂上には八瓶神社がある。「聚成笠間誌」によれば、山は峰が八つあって八葉の蓮華に似ており、一をひよどり越、二を屏風(びようぶ)ヶ嶽、三は梧桐(ごどう)の峰、四を鶴岡(つるおか)、五を鷹戻(たかもど)り、六を鷲峰(わしみね)、七を駒(こま)ヶ滝(たき)、八を三光(さんこう)の嶽という。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by