八総村(読み)やそうむら

日本歴史地名大系 「八総村」の解説

八総村
やそうむら

[現在地名]舘岩村八総・高杖原たかつえはら

番屋ばんや川と中山なかやま沢の合流点右岸、中山峠の麓にある。番屋川の対岸井桁いげた村、東は中山峠を境に河島組滝原たきのはら(現田島町)。「会津風土記」には「八相」とも記される。貞享二年(一六八五)の「長江庄郷村地方風俗帳」には「民屋南北ニ群々也、東ハ大山連リ、西ニ川流、山野広田畑等分也」と記されている。安永七年(一七七八)の高六一石余(会津鑑)。文化一五年(一八一八)の南山御蔵入領組村高帳では高五五石余。化政期の家数一八(新編会津風土記)。明治四年(一八七一)の家数一八・人数九六(人員録)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android