八過(読み)やつすぎ

精選版 日本国語大辞典 「八過」の意味・読み・例文・類語

やつ‐すぎ【八過】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 午前または午後二時を過ぎた頃。やつさがり。
    1. [初出の実例]「八つ過の山のさくらや一しづみ〈其角〉」(出典:俳諧・ありそ海(1695)春)
  3. ふるびかかっていること。古くなって色などがさめること。また、そのもの。八つ時分。
    1. [初出の実例]「甚三紅絹(ぢんざもみ)の八つ過(スギ)かといふ身ごろがあったが」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)二)

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