日本歴史地名大系 「八間町」の解説 八間町はちけんまち 山形県:鶴岡市鶴ヶ岡城下八間町[現在地名]鶴岡市本町(ほんちよう)一丁目・昭和町(しようわまち)北流する内(うち)川東岸、下肴(しもさかな)町と直角に交差する東西の道沿いにある町人町。八軒町とも記される。町割の時期は不明だが、酒井氏入部以後と推定される。延宝六年(一六七八)の城下絵図に八間町四八間、川沿いの道には片町六〇間とある。天和三年(一六八三)の町割は一町半、当町裏小路半町、川端通四〇間、家数六六、男二五二・女一八七(「鶴ヶ岡町割家数人数書上」鶏肋編)。元禄七年(一六九四)の人別改帳(川上記)では本屋数六六、男二一三・女一六三、名子家数三〇、男一〇一・女八〇(宿借・店借とも)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報