公衆衛生学(読み)コウシュウエイセイガク

デジタル大辞泉 「公衆衛生学」の意味・読み・例文・類語

こうしゅうえいせい‐がく〔コウシユウヱイセイ‐〕【公衆衛生学】

組織された地域社会努力を通じて、疾病予防寿命延長、身体的・精神的機能増進を図る、科学および技術を研究する学問。→公衆衛生

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典 「公衆衛生学」の解説

公衆衛生学

 公衆衛生に関する科学,技術を専門とする学問分野.公衆の疾病の予防,健康の増進などが主たる課題

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の公衆衛生学の言及

【公衆衛生】より

…すなわち〈公衆衛生とは,地域社会において組織化された社会的努力を通じて疾病を予防し,生命を延長し,住民すべての健康を維持し高めるための技術と科学である〉といえる。この意味で公衆衛生学とも呼ばれる。しかし,公衆衛生が社会的なひろがりのなかで,その地域住民の疾病の予防と健康の維持を目的としている点で,個々人の健康と疾病の予防を目的とする衛生学とは異なっている。…

※「公衆衛生学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android