六字(読み)ロクジ

精選版 日本国語大辞典 「六字」の意味・読み・例文・類語

ろく‐じ【六字】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 六つ文字。特に、「南無阿彌陀仏」の六文字。六字の名号
    1. [初出の実例]「只六字をとなふるばかりに一切はをさまりて候」(出典:法然消息文(1212頃)鎌倉の二位の禅尼へ進ずる御返事)
  3. 死ぬことをいう。
    1. [初出の実例]「早く六字〈注 死ぬ事〉になればいい」(出典:洒落本・潮来婦誌(1829‐30)後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む