六字(読み)ロクジ

精選版 日本国語大辞典 「六字」の意味・読み・例文・類語

ろく‐じ【六字】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 六つ文字。特に、「南無阿彌陀仏」の六文字。六字の名号
    1. [初出の実例]「只六字をとなふるばかりに一切はをさまりて候」(出典:法然消息文(1212頃)鎌倉の二位の禅尼へ進ずる御返事)
  3. 死ぬことをいう。
    1. [初出の実例]「早く六字〈注 死ぬ事〉になればいい」(出典:洒落本・潮来婦誌(1829‐30)後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む