六所興野(読み)ろくしよごうや

日本歴史地名大系 「六所興野」の解説

六所興野
ろくしよごうや

[現在地名]中之島村六所

北流する刈谷田かりやだ川左岸にあり、上流野口のぐち村、下流なか新田五十地ごじゆうじ新田。三右衛門さんえもん興野村・五十地新田とともに六所三ヵ村と称された。新発田藩の慶長一〇年(一六〇五)の給知方村々高目録(新発田市史資料)に六所興野村とあり、毛付二一石六斗余・荒一三石五合。同一五年頃の給知方ほど役帳(同資料)では、三軒に五斗の炉役が課されている。正保国絵図は六所村と記し、高四九石余。正保二年(一六四五)の三分家知行目録(新発田市立図書館蔵)によれば、新発田藩分家二ッ堂家領のうち一〇石三斗余が当村内にある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android