六文銭(読み)ロクモンセン

デジタル大辞泉 「六文銭」の意味・読み・例文・類語

ろくもん‐せん【六文銭】

紋所の名。一文銭を3個ずつ横2列に並べた形のもの。信州上田の真田さなだ氏の紋として有名。六連銭

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精選版 日本国語大辞典 「六文銭」の意味・読み・例文・類語

ろくもん‐せん【六文銭】

  1. 〘 名詞 〙 紋所の名。一文銭を三個ずつ横に二列に並べた形のもの。真田家の旗印として有名。六連銭。
    1. [初出の実例]「六文銭の紋付け鍼も按广も仕る」(出典:雑俳・折句袋(1779))

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デジタル大辞泉プラス 「六文銭」の解説

六文銭

古典落語演目ひとつ。「真田小僧」の上方での別題。オチは地口オチ。主な登場人物は、親子

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世界大百科事典(旧版)内の六文銭の言及

【三途の川】より

…三途の川を渡るとき,着衣をはぎ取られるという考えが中世にあったのは,《義経記》に〈さんづの河をわたるこそ,着たる物を剝がるるなれ〉と記されていることからもわかる。のちに,この三途の川を渡る渡し賃をもたない亡者がくれば,奪衣婆がその着衣をはぎ取ってしまうと考えられ,死者に渡し賃として六文銭をもたせる習俗が生まれた。頭陀袋のなかに一文銭を6個入れたり,最近でも紙片に六文銭を描いて亡者にもたせる葬送儀礼が行われているが,これは三途の川を無事に渡らせたいとする思いから出たものである。…

※「六文銭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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