六甲アイランド(読み)ロッコウアイランド

デジタル大辞泉 「六甲アイランド」の意味・読み・例文・類語

ろっこう‐アイランド〔ロクカフ‐〕【六甲アイランド】

神戸市東灘区にある人工島ポートアイランドに次いで建設・整備され、面積は約5.95平方キロメートル。周辺部にフェリー埠頭などの港湾施設、中央部に高層住宅商業施設などがある。昭和63年(1988)に最初住宅街完成

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「六甲アイランド」の意味・わかりやすい解説

六甲アイランド
ろっこうアイランド

兵庫県神戸市東灘区,大阪湾岸沖合に造成された埋立て地。面積 5.8km2。大阪ベイエリア開発の一環として建設された。業務商業住宅教育,文化,レクリエーションの各機能をそなえ,神戸新交通六甲ライナーにより JR東海道本線住吉駅と結ばれる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の六甲アイランドの言及

【大阪湾】より

…大阪平野の海岸線では,江戸時代を通じて盛んであった干拓による新田開発に続いて,明治後期からの大阪,神戸の築港工事,さらに昭和30年代以降に大規模な海岸埋立て事業が相次いだ。大阪南港,北港,堺泉北,ポートアイランド,六甲アイランドなど,巨大な人工島も造成されている。また高潮対策のため防潮堤がつくられて,海岸線の大部分は人工海岸となり,白砂青松で知られた海水浴場はほとんど姿を消した。…

【神戸[市]】より

…面積では市全体のわずか1/8のこの区域に人口の約6割が集中している。こうした地形上の制約で神戸の市街地の拡大は長らく妨げられていたが,昭和30年代に入って山を削って海を埋める大事業が始められ,現在では市街地は六甲山地の西や北に広がる一方,ポートアイランドや六甲アイランドの海上都市が誕生した。1966年から15年の歳月を経て完成したポートアイランドは面積436ha,人口2万人の人工島で,ホテル,国際会議場,ファッション関係の業務施設などが立地し,周辺はコンテナー船バース11,ライナーバース15の巨大港湾施設を配置している。…

※「六甲アイランド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android