六角橋村(読み)ろつかくばしむら

日本歴史地名大系 「六角橋村」の解説

六角橋村
ろつかくばしむら

[現在地名]神奈川区六角橋一―六丁目・白楽はくらく中丸なかまる栗田谷くりたや

東は神奈川町、南は青木あおき町、西は神太寺かんだいじ村、北は篠原しのはら(現港北区)に接する。近世は幕府直轄領。元禄八年(一六九五)安藤重博により検地を受ける。田園簿に村名があり、田五四石余、畑七一石余。寛文一二年(一六七二)六角橋村・神太寺村など六ヵ村は、従来入会ってきた山や秣場の開発が江戸町人により計画されているのを知り、従来どおりの使用を願出ている(「秣場江戸町人開発差止願」県史六)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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