六軒茶屋町(読み)ろつけんちややまち

日本歴史地名大系 「六軒茶屋町」の解説

六軒茶屋町
ろつけんちややまち

[現在地名]品川区上大崎かみおおさき二―三丁目

上大崎村地内に成立した町屋で、白金しろかね方面から目黒不動(現目黒区)方面に向かう通り(現目黒通)の両側町。東は白金台しろかねだい町十一丁目(大部分は現港区、一部は現品川区)、西は永峰ながみね町に続く。町立ての年代は不明だが、寛文一一年(一六七一)の大崎村検地帳抜書(大崎町郷土教育資料)に六軒茶屋の字名がみえるので、この頃には目黒不動への参詣客を目当てに茶屋なども立並んでいたと思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android