共蓋(読み)トモブタ

デジタル大辞泉 「共蓋」の意味・読み・例文・類語

とも‐ぶた【共蓋】

茶釜水指みずさし茶入れなどで、身と蓋とが同じ材質でできているもの。また、その蓋。⇔替え蓋

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精選版 日本国語大辞典 「共蓋」の意味・読み・例文・類語

とも‐ぶた【共蓋】

  1. 〘 名詞 〙 容器と蓋とが同質のものでできているもの。また、その蓋。茶道では茶釜、水指、茶入れなどの蓋で胴と同質のものを、替蓋(かえぶた)に対していう。
    1. [初出の実例]「紙を折って下敷に為た共葢(トモブタ)の硯と」(出典青春(1905‐06)〈小栗風葉〉春)

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