デジタル大辞泉 「共融合金」の意味・読み・例文・類語 きょうゆう‐ごうきん〔‐ガフキン〕【共融合金】 溶融した状態にある複数の金属が凝固する際、それぞれの金属が特定の割合で同時に晶出する合金。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
化学辞典 第2版 「共融合金」の解説 共融合金キョウユウゴウキンeutectic alloy 共晶合金ともいう.凝固の際に,均質な一つの液相から二つの固相を同時に特定な割合で晶出する組成をもつ合金をいう.AおよびB元素が,図に示すような平衡状態図をもつ合金系をつくり,その合金の組成がEに相当する場合,液相からの冷却時に一定温度 TE で次の共晶反応を示す.液相 → (a濃度の固溶体相α) + (b濃度の固溶体相β) 出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報