其処となし(読み)ソコトナシ

デジタル大辞泉 「其処となし」の意味・読み・例文・類語

其処そことな・し

どこと特定するわけでなく、全体にわたっている。一帯にわたっている。
「―・く山路は雪にうづもれて名を頼みこし白川の関」〈夫木・二一〉

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精選版 日本国語大辞典 「其処となし」の意味・読み・例文・類語

そこ【其処】 と なし

  1. そこといってさす部分がなく、全体にわたっている。そこら一帯にわたっている。
    1. [初出の実例]「そことなく物ぞかなしき浦かぜにわたる千鳥のあけぐれのこゑ」(出典:壬二集(1237頃))

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