具臣(読み)ぐしん

精選版 日本国語大辞典 「具臣」の意味・読み・例文・類語

ぐ‐しん【具臣】

  1. 〘 名詞 〙 ただその職にあるというだけで、何の働きもない臣下。
    1. [初出の実例]「則生為志之具臣」(出典続日本後紀‐嘉祥二年(849)一二月丁亥)
    2. [その他の文献]〔論語‐先進〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「具臣」の読み・字形・画数・意味

【具臣】ぐしん

員数に備わるだけの臣。〔論語、先進〕今由(子路)と求(有)とは、臣と謂ふべし。

字通「具」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む