具臣(読み)ぐしん

精選版 日本国語大辞典 「具臣」の意味・読み・例文・類語

ぐ‐しん【具臣】

  1. 〘 名詞 〙 ただその職にあるというだけで、何の働きもない臣下。
    1. [初出の実例]「則生為志之具臣」(出典続日本後紀‐嘉祥二年(849)一二月丁亥)
    2. [その他の文献]〔論語‐先進〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「具臣」の読み・字形・画数・意味

【具臣】ぐしん

員数に備わるだけの臣。〔論語、先進〕今由(子路)と求(有)とは、臣と謂ふべし。

字通「具」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む