典物(読み)テンブツ

精選版 日本国語大辞典 「典物」の意味・読み・例文・類語

てん‐ぶつ【典物】

  1. 〘 名詞 〙 品物を質に入れること。また、その品物。しちぐさ。抵当物。
    1. [初出の実例]「異国張の蘇生物語、並典物(テンブツ)漂流記」(出典滑稽本・大千世界楽屋探(1817)標目)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「典物」の読み・字形・画数・意味

【典物】てんぶつ

質草。

字通「典」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android