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てんdian

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説


てん
dian

中国において伝統的に行われてきた不動産質。特定不動産を債権者に引渡し,その使用収益をゆだねるのと引替えに融資を受けるもの。目的物からの収益と,債権の利息とが相殺される。したがって債務者は,将来いつでも債務元本 (典価) を弁済することによって目的物を受け戻す (回贖する) ことができる。多年放置しても決して流質とはならず,回贖権は消滅しないとするのが旧来の慣習であった。台湾の中華民国民法に「典権」という一章があり,慣習を基礎としながら近代法の原理に基づく修正を加えている。

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デジタル大辞泉の解説

てん【典】

盛大な儀式。式典。「華燭(かしょく)の
守らなければならないきまり。のり。
「諸藩の費用多きが故に今其―を止められたり」〈条野有人・近世紀聞〉

てん【典】[漢字項目]

[音]テン(呉)(漢) [訓]のり さかん
学習漢字]4年
基本となる書物。「典籍経典(けいてん・きょうてん)原典古典辞典出典聖典仏典文典宝典
いつも変わらぬ基準。手本。「典拠典型典範典例楽典儀典通典法典
手本にのっとって行う儀式。「祭典式典祝典盛典
規則にかなって整っている。「典雅
質に入れる。「典物
役人が職務をあずかる。「典獄典薬
特別の扱い。「栄典恩典特典
(「」の代用字)供え物。「香典(こうでん)
[名のり]おき・すけ・つかさ・つね・ふみ・みち・もり・よし・より
[難読]主典(さかん)

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大辞林 第三版の解説

てん【典】

儀式。作法。 「華燭の-」
原則。きまり。 「田園を開拓する者は賞与の-あり/日本風景論 重昂
律令制で、国司の主典さかん

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