兼右卿記(読み)かねみぎきょうき

改訂新版 世界大百科事典 「兼右卿記」の意味・わかりやすい解説

兼右卿記 (かねみぎきょうき)

神祇道長上卜部(吉田)家の当主,神祇大副兼右兵衛督従二位兼右(?-1573)の日記。断簡も加えれば,1532年(天文1)10月9日から始まり,72年(元亀3)3月23日に至る長大な日記である。室町末期から戦国初期の朝廷動向,宗教界とくに神道界の様相がわかるのみならず,兼右が赴いた伊賀越前などの地方様子も記されている。自筆原本が天理図書館その他に所蔵されている。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む