兼宣旨(読み)ケンセンジ

デジタル大辞泉 「兼宣旨」の意味・読み・例文・類語

けん‐せんじ【兼宣旨】

平安時代以後、大臣大将任官の際、あらかじめ任命日時を伝える宣旨ね宣旨。

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精選版 日本国語大辞典 「兼宣旨」の意味・読み・例文・類語

けん‐せんじ【兼宣旨】

  1. 〘 名詞 〙 平安時代以降、大臣、大将への任官の際、任官の日時を勘申させるために事前本人に通知する宣旨。
    1. [初出の実例]「兼宣旨事、今日之由、返々恐戦、取諸身之慶、此外不候」(出典台記‐久安六年(1150)八月九日)

かね‐せんじ【兼宣旨】

  1. 〘 名詞 〙けんせんじ(兼宣旨)

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