内の昇殿(読み)ウチノショウデン

デジタル大辞泉 「内の昇殿」の意味・読み・例文・類語

うち‐の‐しょうでん【内の昇殿】

清涼殿殿上てんじょうに昇ることを許されること。また、皇后東宮御所に昇ることを許されること。→昇殿

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「内の昇殿」の意味・読み・例文・類語

うち【内】 の 昇殿(しょうでん)

  1. 宮中の清涼殿の殿上(てんじょう)の間(ま)に昇ることを許されること。内昇殿。内の殿上。
    1. [初出の実例]「上皇御感(ぎょかん)のあまりに内の昇殿をゆるさる」(出典平家物語(13C前)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android