コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

昇殿 しょうでん

3件 の用語解説(昇殿の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

昇殿
しょうでん

平安時代以後,清涼殿の殿上 (てんじょう) の間にのぼることをいう。昇殿には勅許が必要で,公卿でも勅許なしに昇殿することはできなかった。昇殿を許された者を殿上人,堂上人などと呼び,そうでない地下 (じげ) 人 (→地下 ) と区別した。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

しょう‐でん【昇殿】

[名](スル)
許されて神社の社殿に昇ること。
平安時代以降、五位以上の者および六位の蔵人(くろうど)が、家格や功績によって宮中の清涼殿にある殿上(てんじょう)の間(ま)に昇ることを許されたこと。→地下(じげ)殿上人(てんじょうびと)

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

しょうでん【昇殿】

( 名 ) スル
平安時代以後、許されて神社の拝殿に入ること。
清涼殿の殿上てんじようの間に昇ること。平安時代は、一位から三位、および四位・五位のうちから選ばれた者と六位の蔵人くろうどが許され、後世は家格によって定められた。昇殿を認められた者を殿上人てんじようびと・堂上とうしようといい、昇殿を認められない者を地下じげという。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の昇殿の言及

【貴族】より

…しかも平安中・末期に入ると,公卿が特定の氏族・家系に固定する傾向を急速に強め,〈貴種〉とか〈華族〉などの用語も生まれた。第3は昇殿制の成立である。平安時代も中・末期になると,有位者の増大などによって位階の社会的評価も相対的に低下し,昇殿の制が新しい身分制として重んぜられるようになった。…

【堂上家】より

…〈どうしょうけ〉ともよむが,濁らないのが故実よみである。昇殿をゆるされた家柄の総称で,地下(じげ)に対する称。昇殿は,清涼殿南廂にある殿上の間に昇ることで,古くは個人に対して昇殿をゆるしたが,しだいに昇殿をゆるされる家柄が固定した。…

※「昇殿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

昇殿の関連キーワード大社相殿仮遷宮社殿社内中社宮雀移し殿志波彦神社浅間造

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

昇殿の関連情報