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昇殿 しょうでん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

昇殿
しょうでん

平安時代以後,清涼殿殿上 (てんじょう) の間にのぼることをいう。昇殿には勅許が必要で,公卿でも勅許なしに昇殿することはできなかった。昇殿を許された者を殿上人堂上人などと呼び,そうでない地下 (じげ) 人 (→地下 ) と区別した。蔵人は六位で昇殿を許された。

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大辞林 第三版の解説

しょうでん【昇殿】

( 名 ) スル
平安時代以後、許されて神社の拝殿に入ること。
清涼殿の殿上てんじようの間に昇ること。平安時代は、一位から三位、および四位・五位のうちから選ばれた者と六位の蔵人くろうどが許され、後世は家格によって定められた。昇殿を認められた者を殿上人てんじようびと・堂上とうしようといい、昇殿を認められない者を地下じげという。

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世界大百科事典内の昇殿の言及

【貴族】より

…しかも平安中・末期に入ると,公卿が特定の氏族・家系に固定する傾向を急速に強め,〈貴種〉とか〈華族〉などの用語も生まれた。第3は昇殿制の成立である。平安時代も中・末期になると,有位者の増大などによって位階の社会的評価も相対的に低下し,昇殿の制が新しい身分制として重んぜられるようになった。…

【堂上家】より

…〈どうしょうけ〉ともよむが,濁らないのが故実よみである。昇殿をゆるされた家柄の総称で,地下(じげ)に対する称。昇殿は,清涼殿南廂にある殿上の間に昇ることで,古くは個人に対して昇殿をゆるしたが,しだいに昇殿をゆるされる家柄が固定した。…

※「昇殿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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