コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

殿上の間 テンジョウノマ

4件 の用語解説(殿上の間の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

てんじょう‐の‐ま〔テンジヤウ‐〕【殿上の間】

清涼殿の南庇(ひさし)にある殿上人詰め所。殿上。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

てんじょうのま【殿上の間】

内裏にある清涼殿の南廂(ひさし)の部屋。会議室または控室の用をし,公卿や昇殿を許された四位・五位の殿上人,蔵人(くろうど)が祗候するところ。東西6間の細長い部屋で,北側は白壁で身舎(もや)との間を仕切り,南は簀子がなく,神仙門で東西に区切り,東側に小板敷,西側に沓脱(くつぬぎ)の縁をつける。東西に妻戸があり,西を下の戸,東を上の戸といい,上の戸の東が落板敷(おちいたじき)で,年中行事障子がある。ここを通って清涼殿の身舎に出る。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

てんじょうのま【殿上の間】

清涼殿の南庇みなみびさしにある、殿上人の詰め所。院の御所にもあった。殿上。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

殿上の間
てんじょうのま

平安宮内裏(だいり)の清涼(せいりょう)殿南庇(ひさし)をさす。公卿(くぎょう)、殿上人(びと)が伺候する部屋。殿上ともいう。殿上人が詰めて天皇の日常生活に奉仕したり、公卿などの会議や事務作業の場ともなった。母屋(もや)との境は壁で、櫛形(くしがた)の窓がある。南側は東に縁(えん)(小板敷(こいたじき)という)、西に沓脱(くつぬぎ)があり庭からの出入りに使われた。室内には天皇の倚子(いし)のほか、台盤(だいばん)(食事をのせる台)、辛櫃(からびつ)などさまざまな備品が置かれ、殿上人の名を記した日給(にっきゅう)の簡(ふだ)(出勤の確認に用いる札)が掛けてあった。[吉田早苗]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の殿上の間の言及

【清涼殿】より

…その南は〈台盤所〉で,天皇の食事を調進する女房の詰所である。殿上人等が詰める殿上の間に相当し,御倚子(ごいし),台盤,当番の女房の名を記した女房簡(ふだ)等が置かれている。南の端が〈鬼の間〉で,南側の壁に白沢王(はくたくおう)が鬼を切る画が描かれている。…

※「殿上の間」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

殿上の間の関連キーワード御湯殿朝餉の間鬼の間御湯殿の上後涼殿下侍中殿二間暗部屋中の戸

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone