内園村(読み)うちぞのむら

日本歴史地名大系 「内園村」の解説

内園村
うちぞのむら

[現在地名]砥用町畝野うねの 内園・花定野けじようの

東は水上みずかみさこの両村、西は峙原そばわら村、南は緑川を境に藤木ふじき村、北は用来ようらい村と接する。慶長国絵図に村名がみえ、正保郷帳によると高一四五石七斗余、うち田方三六石七斗余・畠方一〇八石九斗余。砥用手永に属し、「国誌」に「馬場村先定村等ノ小村アリ」とある。「肥集録」は小村に花定野を載せる。肥後国中寺社御家人名附によると、直触医師の押方玄度がいたが、「売薬なし」と注記されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android