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内奏方 ないそうがた

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世界大百科事典 第2版の解説

ないそうがた【内奏方】

室町幕府の訴訟処理機関の一つ。その役割は訴訟処理の過誤を救済することにあると推測され,鎌倉幕府の奏事・内訴の制度を継承したものではないかと考えられている。1347年(正平2∥貞和3)ころにはすでに存在したと思われるが,その活動の証跡はきわめて乏しい。当時の頭人は評定衆であった中条挙房と推定され,少なくともこの時期には右筆奉行人飯尾三郎左衛門尉が内奏奉行であったことが知られる。おそらく,頭人および数人の右筆奉行人を擁する機関であったのだろう。

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