証跡(読み)ショウセキ

デジタル大辞泉 「証跡」の意味・読み・例文・類語

しょう‐せき【証跡】

後々証拠となるような痕跡こんせき
「―もないものを捕縛して」〈鉄腸・花間鶯〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「証跡」の意味・読み・例文・類語

しょう‐せき【証跡・証蹟】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しょうぜき」とも ) 後に、そのことが事実、真実であることを証明する痕跡(こんせき)。証拠となるあとかた。
    1. [初出の実例]「証跡なと候者、早可申上」(出典吾妻鏡‐文治二年(1186)六月九日)
    2. 「父明衡が反逆とは。慥(たしか)な証跡(セウゼキ)有ての事か」(出典:浄瑠璃伽羅先代萩(1785)八)

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