内損(読み)ナイソン

デジタル大辞泉 「内損」の意味・読み・例文・類語

ない‐そん【内損】

内臓病気。特に、飲酒胃腸を悪くすること。
「『病は何と申す症にて候ふや』『ただ―と見えたる』」〈咄・醒睡笑・七〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「内損」の意味・読み・例文・類語

ない‐そん【内損】

  1. 〘 名詞 〙 内臓を痛めること。特に飲酒のために胃腸などをこわすこと。
    1. [初出の実例]「主上御悩非指御病、御内損之間不快御事云々」(出典:看聞御記‐応永二九年(1422)五月二九日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android