内海宗恵(読み)うつみ そうけい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「内海宗恵」の解説

内海宗恵 うつみ-そうけい

?-? 江戸時代前期の歌人,商人
京都の人。松永貞徳にまなび,万治(まんじ)3年(1660)「松葉名所和歌集」を刊行した。俳諧(はいかい)もたしなみ,高瀬梅盛(ばいせい)編集の「口真似草」などに句がのっている。京一番の薬種商をつぎ,2代播磨屋長右衛門となったが,家業をおろそかにして没落。名は久重。別号に六字堂。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android