内海宗恵(読み)うつみ そうけい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「内海宗恵」の解説

内海宗恵 うつみ-そうけい

?-? 江戸時代前期の歌人,商人
京都の人。松永貞徳にまなび,万治(まんじ)3年(1660)「松葉名所和歌集」を刊行した。俳諧(はいかい)もたしなみ,高瀬梅盛(ばいせい)編集の「口真似草」などに句がのっている。京一番の薬種商をつぎ,2代播磨屋長右衛門となったが,家業をおろそかにして没落。名は久重。別号に六字堂。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android