内田洋行(読み)うちだようこう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「内田洋行」の意味・わかりやすい解説

内田洋行
うちだようこう

事務用機器,オフィス家具から情報システム,教育関連機器まで幅広く扱う総合商社。1910年翠苔号として個人創業され,1917年内田洋行改称。1926年株式会社に改組。1941年同社東京支店の独立により現社設立。第2次世界大戦後は,1948年に科学教材部を設置し学校方面への新販路を開拓,1952年には油性ペン「マジックインキ」の販売を開始するなど業績を拡大。「マジックインキ」の名称は内田洋行の登録商標となっている。1962年から電子計算機事業部を設置し,ユーザック電子計算機を発表,翌 1963年には貿易事業部も開設した。国内に約 3500店からなる代理店網をもち,生産会社も多数組織化している。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「内田洋行」の解説

内田洋行

正式社名「株式会社内田洋行」。英文社名「UCHIDA YOKO CO., LTD.」。卸売業。明治43年(1910)前身の「満鉄御用商翠苔号」創業。大正6年(1917)「内田洋行」に改称。昭和16年(1941)設立。本社は東京都中央区新川。事務用品商社。オフィス家具大手。学校向け教材・情報機器トップクラス。発祥は中国・大連での事務機器貿易商。社名の「洋行」は中国語で貿易商の意。東京証券取引所第1部上場。証券コード8057。

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