内田皿山焼(読み)うちださらやまやき

事典 日本の地域ブランド・名産品 「内田皿山焼」の解説

内田皿山焼[陶磁]
うちださらやまやき

九州・沖縄地方、熊本県地域ブランド
天草郡苓北町で製作されている。古内田皿山窯の由来は、17世紀と推測される。窯跡からは、中国明時代の染付磁器・赤絵磁器と、典型的な中国絵文様が描かれた、白磁の古陶片が無数に発見されている。1970(昭和45)年、その古内田皿山焼きを再興しようと、天草陶石原料とした白磁の食器などがつくられるようになった。熊本県伝統工芸品

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「内田皿山焼」の解説

内田皿山焼

熊本県天草市で生産される焼物。白磁の食器類が中心。国の伝統的工芸品、天草陶磁器ひとつで、熊本県指定伝統的工芸品。

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