内間木村(読み)うちまぎむら

日本歴史地名大系 「内間木村」の解説

内間木村
うちまぎむら

[現在地名]朝霞市上内間木かみうちまぎ下内間木しもうちまぎ田島たじま二丁目、戸田市重瀬おもせ

西を新河岸川、東を荒川南東へ流れ、南端黒目くろめ川が新河岸川に合流する。西は同川を隔て田島村、東の荒川対岸は足立郡大野おおの(現戸田市)。東・南・西の三方を川に囲まれた低湿地で、河川氾濫によりたびたび被害を受けた。新座にいくら野方のがた領に属する(風土記稿)。天正一九年(一五九一)五月旗本加藤源四郎(正勝)は「内間木之村」一七石などを宛行われ(記録御用所本古文書)、寛永二年(一六二五)にも同所を含む三〇〇石の知行を安堵された(「古文書集」内閣文庫蔵)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android