内阿原村(読み)うちあはらむら

日本歴史地名大系 「内阿原村」の解説

内阿原村
うちあはらむら

[現在地名]大垣市内原うちわら

水門すいもん川右岸の低湿地に開け、大垣輪中の南部に位置する。北は島里しまざと村・釜笛かまふえ村。江戸時代は大垣藩領。寛永九年(一六三二)釜笛村の野方の開発によって成立したとされる。正保郷帳には同村の内として内阿原新開と記され、田高五八六石余・畑高三三石余。貞享二年(一六八五)の大垣領村々高帳には内阿原村とみえ、高六九五石余。元禄郷帳では高七二五石余。元禄三年(一六九〇)の家数二九・人数一二九、享和三年(一八〇三)の家数三四・人数一六〇(新修大垣市史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android