デジタル大辞泉 「円居る」の意味・読み・例文・類語 まど・いる〔まどゐる〕【▽円居る/▽団居る】 [動ワ上一]集まってまるく居並ぶ。団欒だんらんする。「春ながら年はくれつつよろづ世を君と―・ゐば物も思はじ」〈宇津保・吹上上〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「円居る」の意味・読み・例文・類語 まど‐・いる‥ゐる【円居】 〘 自動詞 ワ行上一 〙 集まってまるく居並ぶ。また、一所に集まって会合をする。親密な者同士が集まり居る。団欒(だんらん)する。[初出の実例]「氏人のまどゐる今日は春日野の松にも藤の花ぞ咲くらし」(出典:宇津保物語(970‐999頃)春日詣) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例