デジタル大辞泉 「団欒」の意味・読み・例文・類語 だん‐らん【団×欒】 [名](スル)1 月などがまるいこと。また、まるいもの。2 集まって車座に座ること。まどい。「三人して―して食った」〈花袋・田舎教師〉3 親しい者たちが集まって楽しく時を過ごすこと。「食後に家族が団欒する」[補説]書名別項。→団欒[類語]会議・会・会合・集まり・集会・寄り合い・ミーティング・座談会・集い・まどい・協議・評議・商議・審議・合議・会談・話し合い・討論・相談・打ち合わせ・討議・謀議・密議・衆議・シンポジウム・ディスカッション・パネルディスカッション・フォーラム・フォーラムディスカッション・ディベート だんらん【団欒】[書名] 乃南アサの短編ホラー小説、および同作を表題作とする小説集。作品集は平成6年(1994)刊行。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「団欒」の意味・読み・例文・類語 だん‐らん【団欒】 〘 名詞 〙① 月などのまるいこと。また、まるいもの。〔范成大‐上元紀呉下節物詩〕② ( ━する ) 集まって車座にすわること。円居(まどい)。[初出の実例]「団欒七八者、重楼粉窓下」(出典:文華秀麗集(818)下・和野柱史観闘百草、簡明執之作〈巨勢識人〉)[その他の文献]〔孟郊‐惜苦詩〕③ ( ━する ) 家族や親しい者同士が集まって、楽しく語りあったりして時をすごすこと。親密で楽しい会合。うちとけた会合。[初出の実例]「合家団話、無レ偽亦無レ真」(出典:草堂集(1816)下・草虫何々)「自分の家、家族の団欒、それらの影が段々薄くなって」(出典:黴(1911)〈徳田秋声〉七七) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「団欒」の読み・字形・画数・意味 【団欒】だんらん 家族がむつまじく楽しむ。宋・陸游〔冬日〕詩 笑ふに堪(た)へたり、此のの幽獨に慣るるを 卻(かへ)つて(いと)ふ、兒女の團欒を話するを字通「団」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報