円行寺跡(読み)えんぎようじあと

日本歴史地名大系 「円行寺跡」の解説

円行寺跡
えんぎようじあと

[現在地名]高知市円行寺

南流する円行寺谷川の東側山中にあった真言宗の大寺。医王山秘蔵院と号し、本尊薬師如来。現在、跡地にはその本尊(県指定文化財)を安置した薬師堂がある。応永一四年(一四〇七)一〇月八日付の種崎たねざき頂本ちようほん寺蔵鰐口銘(古文叢)に「円行寺」とみえる。本山氏が高知平野へ進出して朝倉あさくら城を築いてのち、当寺は同氏の尊崇を受けたという。「南路志」は永禄元年(一五五八)六月一一日のこととして次のように記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む