円行寺跡(読み)えんぎようじあと

日本歴史地名大系 「円行寺跡」の解説

円行寺跡
えんぎようじあと

[現在地名]高知市円行寺

南流する円行寺谷川の東側山中にあった真言宗の大寺。医王山秘蔵院と号し、本尊薬師如来。現在、跡地にはその本尊(県指定文化財)を安置した薬師堂がある。応永一四年(一四〇七)一〇月八日付の種崎たねざき頂本ちようほん寺蔵鰐口銘(古文叢)に「円行寺」とみえる。本山氏が高知平野へ進出して朝倉あさくら城を築いてのち、当寺は同氏の尊崇を受けたという。「南路志」は永禄元年(一五五八)六月一一日のこととして次のように記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む