再話(読み)サイワ

精選版 日本国語大辞典 「再話」の意味・読み・例文・類語

さい‐わ【再話】

  1. 〘 名詞 〙 伝承的な昔話や伝説を、歴史的な資料として忠実に記録するのでなく、現代的な感覚用語で文学的に表現したもの。また、その作業
    1. [初出の実例]「いかにそのもとの話の効果を再現しながら再話するかと言う点に」(出典:佐藤春夫による文学論(1958)〈中村真一郎〉九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む